ロコモティブシンドローム（ロコモ：運動器症候群）は、加齢に伴う筋力の低下や関節や脊椎の病気、骨粗しょう症などにより運動器の機能が衰えて、要介護や寝たきりになってしまったり、そのリスクの高い状態を表す言葉です。
これは平成19年に日本整形外科学会が提唱した言葉ですが、人間のみならずワンちゃんたちにも全く同じような現象が起こっています。
そもそも、人間のペースで暮らすワンちゃんたちは決定的に運動が足りていないというケースがほとんどなのです。
特に都会で暮らしていれば、ワンちゃんを思いっきり走らせられるドッグランも狭くて少ないですし、人間の歩くスピードのお散歩程度では十分とは言えません。
人間と同様に運動不足による筋力や体力の低下、関節や姿勢の歪み、筋肉のコリなどはワンちゃんにも起こります。
​手術やお薬に頼らなければいけなくなる前に、日頃からできるケアはたくさんあります。ホームケアの方法などもお伝えしていますので、ぜひワンちゃんを連れてきてください。