こんにちは、RAOSUです。 整形外科、接骨院、鍼灸、指圧、カイロ、リンパ、ストレッチ など、
どこに行けばいいの分からない方や、 良い治療院はどうやって見つければいいのか、
といった方に向けてお伝えいたします。 ぜひ参考にしてみてください。
整体ともみほぐし(マッサージ)の違いについて
さて、今回は
整体と接骨院(整骨院)
の違いについてご説明させていただきます。
接骨院と整骨院は呼び方の違うだけで、 中身は同じです。 昔はほねつぎと呼ばれていました。
以下、接骨院に統一してご説明いたします。
接骨院を開業するには、 柔道整復師という国が定めた基礎医学を3年間学び、 国家資格を取得しなければなりません。
各種健康保険が適応され、 安価(数百円)で治療が受けられるメリットがあります。
ただし、 保険が適応される治療というのは、 捻挫、骨折、脱臼、打撲、挫傷など ケガや交通事故に限られます。
慢性的な体の疲れ、痛み、コリなどは、 保険の適応が認められない治療(自由診療)となり、 全額実費でしか行えないことになっています。
専門学校では、 3年間しっかりと専門知識を学びますが、 実技はほとんど習いませんので、 仮に技術レベルが素人以下だったとしても 国家試験に合格することは可能です。
どの接骨院に行っても、 先生は絶対に有資格者なので、 お人柄や、院の雰囲気などで選べば いいと思うのですが、 施術の内容は ・電気治療
・温熱パック
・ローラーベッド
・5分程度のマッサージ
と、簡易な治療となりますので、 症状の重い場合などでは、 数年単位で治療が長引くことを あらかじめ想定しておく必要があります。
ケガの治療に関しては 整体師でも真似のできない スペシャリストなのですが、 逆に、原因の改善や美容系の施術は 素人と同じですので、 そういうことを期待して行くところではありません。 接骨院というのは、 毎日通うご近所の人たちの、 カラダにも、お財布にも優しい
平和的な治療院なのです。 時々、インターネットの書き込みなどで、 「1年も通ったのに治らなかった」 などといった低評価のレビューが 書かれてるのを見たりしますが、 根本的な改善が必要な場合や、 急を要する場合には、 接骨院(保険診療)を 選ばないほうがいいということです。
一方、 整体院を開業するには、
占い師やコンサルタントのように、 特定の学歴や資格がなくても開業することはできます。
民間資格や認定を取得している先生も多いのですが、 カリキュラムが年単位のものもあれば、 1日〜2日で取得できてしまうものもあるので、 ズブのど素人でも、「今日から整体師です。」 と名乗ることはできてしまいます。
もちろん、各種健康保険を扱うことができませんので、
全額実費となってしまうのですが、 施術者の経験や知識次第では、 慢性症状、美容矯正、小顔、O脚、ダイエットなど、 幅広いニーズにお応えできる院もあります。
同じ整体院でも、もみほぐしや癒し系など、 特に決まりがあるわけではない為、 症状には対応しない院も多く 整体といえど、かなりのばらつきがあります。
接骨院とは違い、 この部分の見極めは必要となります。
自由診療に関しては、 整体師も柔道整復師(接骨院)も 全く同じ土俵で勝負をしているのですが、 国家資格を持つ接骨院の方が 信憑性が高いというアドバンテージは 有利に展開していると思います。
〜〜おまけに〜〜
接骨院でも整体院でも、 関節をボキボキ鳴らす技法がありますが、 これをすることで関節の動きは 一時的に広く動くようになります。 しかし、その効果は決して長くは続きませんし、 下手をすると大事故に繋がる可能性もありますので、 経験の浅いアルバイトのような施術者に 当たってしまった場合はお気をつけください。
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